契約職員・パート職員の能力開発
契約職員・パート職員の能力開発
日本再生人材育成支援事業(非正規雇用労働者育成支援奨励金)について
企業独自で職員の能力開発を行う際、研修費用の負担と職場では研修に参加する人の労働力をどうカバーするか、が問題になっていました。研修参加を前提に、人員配置を多めにしておくというのは、診療報酬や介護報酬が節約される流れの中で、事業所単独で能力開発を行うのを難しくしていたというのが現実でした。正職員に対してもなかなかできないのに、パート社員や契約社員を対象にした能力開発は難しい。これが多くの事業所で感じておられることだと思います。 
 
そのような中、平成25年1月より、契約職員やパート社員を対象とした能力開発支援のための助成金制度が創設されています。概要は、以下の通りです。

  • 20時間以上の研修を実施することで、契約社員・パート社員の研修費用が1人30万円まで支給される。
  • 研修時間中の賃金助成は、1人1時間800円、仕事中に教えながら働いてもらう時間については一定時間まで1人1時間700円が支給されます。


助成金を受けるための要件等について
この助成金は、単に契約職員やパート職員に対して研修を実施したらもらえるというのでなく、正職員転換や労働時間の増加といった処遇改善を前提としたキャリアアップ計画を立てる必要があります。また、研修実施後の能力評価には、ジョブカードを活用する必要があります。


当事務所で提供しているサービス内容
当事務所で提供しているサービスは、助成金の申請代行だけではありません。キャリアアップ計画を実施することで組織への貢献度が高まる人材の選定、研修参加を前提としたシフト作成のお手伝い、研修ニーズの調査と研修内容の選定支援など、経営戦略を踏まえた人材育成に関するサービス全般を提供しています。 

お問合せ
社会保険労務士みのだ事務所
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